名生 諭史
2018年5月に平崎内科循環器科クリニックに赴任し3年以上が経ちました。
内科一般と消化器疾患を主に担当して診療していますが、それまでの病院勤務時代よりも患者さまとの近い距離感を感じています。患者さまが何か気になることや、体調の変化があれば気軽に受診、相談してくださるからだと思います。それはまさに私がクリニックで体現したかったことだったので嬉しく思っています。 また、通院されている患者さまが初めて内視鏡検査(胃カメラ、大腸カメラ)を受ける時に、『いつものクリニックで検査を受けられるから安心』とおっしゃられたのを聞き、地域でしっかり診療・検査することの大切さを改めて感じました。
この3年あまりの期間で、延べ約4400件の内視鏡検査を当クリニックで行ってきました。54例のがんが見つかりましたが、そのうち26例は早期がんだったので、がんセンターや明石医療センターなどの地域中核病院で内視鏡治療で対処することができました。早期発見早期治療の重要性を改めて実感しており、一人でも多くの方にその恩恵を受けて頂けるよう、努力を続けていきたいと思っております。
プロフィール |
1991年 滋賀医科大学医学部卒業 滋賀医科大学附属病院 第2内科(現消化器・血液内科) 1993年 滋賀医科大学医学部大学院 1997年 京都第一赤十字病院 消化器科 2002年 明石市立市民病院 消化器内科 2009年 田畑胃腸病院 副院長 2013年 明石医療センター 消化器内科 部長 2018年 平崎内科循環器科クリニック 副院長 ●日本消化器病学会専門医 ●日本消化器内視鏡学会専門医 ●日本内科学会総合内科専門医 |
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